4/11(土)阪神11R 阪神牝馬S[GⅡ]、4/12(日)阪神11R 桜花賞[GⅠ]の結果を公開しました!

【検証】502kgが示した絶望のサイン。ドリームコア、桜花賞「9着沈没」の真因と、見落とされていたジンクス

総括

4月12日(日)に行われた第86回桜花賞にて、2番人気に支持されたドリームコアの9着という結果は予想外でした。

その失速理由を、ルメール騎手のコメントやレース展開、そしてデータ面から考えてみます。

1.「右回り」への適性不足

ルメール騎手がレース後に真っ先に挙げたのがコースの向きでした。
「中山(サフラン賞)で右回りを使った時も負けていた。やはり左回りの方がいい」と明言しています。
ドリームコアは東京のクイーンCで強い勝ち方を見せていましたが、阪神の急坂がある右回りコースでは、直線で本来の爆発力を発揮しきれなかった可能性が高いです。

2.距離適性のズレ

マイル(1600m)という距離についても、ルメール騎手は疑問を呈していました。
「もっと距離があった方がいい」とのコメントがあり、1600mのスピード決着よりも、もう少しゆったり流れる中距離の方が、この馬の持続力を活かせると分析しています。

3.直線での「パワー不足」

道中は中団の11番手付近で理想的に脚を溜めているように見えましたが、いざ追い出されてからの反応が鈍かったようです。
ルメール騎手は「能力的には3〜4着はあると思っていたが、直線でパワーがなかった」と振り返っています。当日の阪神の高速馬場と、勝ったスターアニス(33.7秒)のような速い上がりに対応するためのキレが、この日は不足していました。

4.データ面での懸念(馬体重)

当日の馬体重(502kg)も一つの要因として囁かれています。
桜花賞は伝統的に、当日馬体重が500kgを超える大型の牝馬が苦戦する傾向があります。ドリームコアもこのジンクスに捕まってしまった形となり、SNSや掲示板の一部では「500kg超えが発表された時点で消しだった」という厳しい声も上がっていました。

過去の傾向を見ると、桜花賞での好走馬は460kg〜480kg前後に集中しています。これは、マイル戦に必要な「スピード」と、阪神の坂をこなす「パワー」のバランスが最も取れているボリュームゾーンだからだと言えます。

今回のドリームコアも、502kgという馬体重が「3歳牝馬にとってはまだ重すぎた(完成途上だった)」と見るのが、最も腑に落ちる解釈かもしれません。

最後に

母ノームコア譲りの能力があるのは間違いありませんが、今回は「右回りへの苦手意識」と「マイルのスピードへの戸惑い」が重なった結果と言えそうです。次走、左回りのオークス(2400m)へ向かうのであれば、今回の敗戦で人気が落ちる分、非常に面白い存在になるのではないでしょうか。

ドリームコアに夢をのせて、次回の活躍を期待しています。

※記事のタイトルは、注意を引くためにかなり盛ったことをお詫びします(汗)。競馬のひみつでは、ルメール騎手が騎乗するだけで、どうしても点数が高くなり選ばれる、いわゆるルメール・プレミアムがあります。その点はご了承下さい。

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